食材の旬、空間のオブジェ。
立ち止まれないこのご時世、急ぎ足で駆け抜けて行く。
ならば五色の食事の際はこんなにも美しい四季があるものと気付かせてあげたい。
それは、たわわに実った山の恵みや、脂ののった海の恵み。
調理する者、サーヴする者もその時の旬に会い「あ、またこの時期が来たんだ」と
移り行く四季を感じ、それを最大限に引き出し表現することに注力します。
「料理を舌の先に感ずる味だけとみるのは、まだ本当の料理が分らないからである。」
かの北大路魯山人は言いました。
料理の色味だけでなく、器、香り、シズル感を大切にするのが五色のこだわりです。
これがGOSHIKIの料理であり定義なのです。
モチベーションとは「自己重要感」
まずは認めること。自分から・・・です。自分の物差しで人を計りません。
自分が好きになれないと人に思いやりも持てませんね。
あなたが洗い物をしてくれたからお皿に料理を盛り付けることができ、
あなたが調理してくれたからお客様に料理を提供でき
あなたがテーブルをコーディネイトしてくれたから料理を運び、お皿を下げることできる。
式とはスタイル、つまり「やり方」です。
五色の接客は、お客様のまだ声に出していない願望を先回りして叶えることにあります。
お客様に『いつの間にかこんなに時間が過ぎていた』と、くつろぎの空間を感じてもらうため
時にはあえて使用済みの食器を下げない。
これも一つの選択肢であり、理念に通ずる接客のやり方です。
先代から受け継いたものを大切にしています。
これらの言葉がみんなの心の豊かさの一助となり、会社に溶け込むことを望んでいます。